禁煙1日目が勝負!タバコをやめると決めた初日に行いたい3つのこととは

禁煙方法

禁煙しようと思っても、なかなか思い切りがつかないという方は多いと思います。また、禁煙しようと意を決した場合でも、継続するというのはなかなか至難の業です。挫折せずに禁煙を続けていくためには、最初の1日をどう過ごすかがカギになってきます。

ここでは、なぜ1日目が大切なのかという理由や、どうやって1日目を乗り切れば良いのかをご紹介します。せっかく禁煙を決断したのであれば、1日目を攻略して禁煙を成功させましょう。

「初日が勝負」だと自分に言い聞かせる

タバコをやめると決めたものの、明日からやろうなどと考えて、ずるずると始められない方も多いのではないでしょうか。また、禁煙してもどうせ続けられないだろうと諦めてしまう方もいるでしょう。禁煙は初日の行動が最も大切です。つまり初日さえ乗り切れば、そのあとも禁煙を続けて成功する確率が高くなります。

なぜなら、禁煙したその日に挫折してしまう人が4分の1もいるためです。タバコやニコチンを欲する気持ちが一番強いときが初日の16時間だといわれています。初日の壁を乗り越えたのならば、2日目や3日目に衝動がやってきても、「自分は1つ壁を乗り越えた」と自信を持ってコントロールできるでしょう。

禁煙を始めたばかりだと「禁断症状が出るのではないか」「このまま欲求を絶つことはできるのか」と不安や葛藤が現れると思います。しかし、初日を過ぎれば少しずつ楽になっていくものだと知っておけば、乗り切れるのではないでしょうか。

タバコとセットの習慣・環境を遠ざける

人によっては、タバコを吸うときに一緒に行う習慣を持つ方がいるのではないでしょうか。例えば、タバコと一緒にコーヒーやお酒を飲む、スマホでニュースやSNSをチェックしながら吸うなどがあります。このようにタバコと何か別の行動が連動してしまっている場合、無意識にタバコに手が伸びてしまいます。

したがって、タバコと一緒にセットで行っている習慣が思い当たるのであれば、初日は控えておきましょう。コーヒーを我慢する、いつもタバコを吸っていた場所に近寄らない、タバコを吸わずに行っていた行動をするなどが挙げられます。

お子さまがいる場合は、一緒に遊んだり、休日に図書館や映画館などの禁煙の施設に行って1日を過ごしたりするというのも良いでしょう。とにかく、タバコに結びつかない場所で行動をとることが大切です。

いつもよりおいしいごはんを食べる

タバコを吸うことでいつもは満腹中枢が刺激されているため、禁煙初日は思った以上にお腹がすくものです。禁煙初日は禁煙できたごほうびとして、おいしい食事をとることをおすすめします。

いつもはなかなか行けないレストランへ行くのも良いですし、ジャンクフードやお菓子などを買い込んで自宅で過ごすのも良いでしょう。タバコ以外のもので口の中を満たして、幸せを感じられるようにしましょう。満腹になると、何かを口や体内に入れたいという欲求は弱まります。

また、口寂しくてなんとなくタバコを吸っていたような方は、何か口に入れたくなってしまうかもしれません。そのような場合は、ガムやアメなどの長い時間口に入れておけるもので気を紛らわせたり、水やお茶などの飲み物を飲んだりすることも効果的です。

おわりに

禁煙をすると今までの楽しみがなくなると感じて、なかなか始めることができない方もいるかもしれません。しかし、初日さえなんとか乗り切れば、禁煙が達成できたという方は多いでしょう。禁煙を続けていれば、タバコ以外の楽しみやストレス発散法も自然と見つけられるようになります。明日からにしようと先延ばしにせずに、ぜひご紹介した内容を参考に、今日から禁煙を始めてみてはいかがでしょうか。